こんにちは。
今日は「コミック版の100円のコーラを1000円で売る方法2」の感想のお話です。
本の中身は、実際にコーラを販売している訳でも、100円のコーラを1000円で売っている、ボッタクリのお話ではありません。
(そりゃそうか…)
100円のコーラを100円で売れば、そのままですよね?
そこにマーケティングという分野の力を使えば、100円のコーラでも1000円で売れるようになるよ。
というのが、パート1のお話です。
今回はその続編です。
パート1ではマーケティング戦略の話でしたが、パート2はビジネス戦略や経営戦略のお話でした。
特に興味深かったのが、PDCAとランチェスター戦略のお話でした。
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PDCAという言葉を知っていますか?
P(Plan:計画)、D(Do:実行)、C(Check:評価)、A(Action:改善)という意味で、業務を円滑に進める手法として使われています。
おそらく、ビジネスマンであれば多くの人は知っているでしょう。
しかし、PDCAのサイクルを平面ではなく、らせん状で回す事が大事って知ってましたか?
少なくとも僕は知りませんでした。
PDCAは「D」の行動が一番大切です。
良質なD=実行をする為には、良質な計画が必要になります。
しかし、計画にばかり意識を集中していては、最も大事な実行までに時間がかかりすぎてしまうのです。
だから、計画を仮説のレベルでも良いので早く実行に移す。
その実行の結果、ダメでも良いんですよ。
でも、仮説がダメだったってことが、早くに分かることが出来ましたよね。
これが大事なのです!
次々に仮説を立てて、実行に移す、そして検証が出来る。
これが、らせん階段を上っていくイメージになります。
次の仮説は、前の仮説で得た改善により、もっと良い仮説になっていることでしょう。
いつまでも計画ばかりに頭を悩ませて、全然前に進まないよりも、少しずつでも進む方が、結果までの道のりは短いのです。
ランチェスター経営戦略のお話
もともとはランチェスターという人が作り出した、戦争で弱者が強者に勝つ為の法則なのですが、これを経営に置き換えたのが、ランチェスター経営戦略です。
気になって、色々とランチェスターの法則の事を調べてみましたが、僕が完璧に説明できる程、簡単なお話ではありませんでした。
しかし、この本では経営戦略として弱者が強者に勝つにはどうすれば良いのかを、端的に教えてくれます。
弱者は強者と同じことをしていても勝てる訳がありませんよね?
そこで、弱者は差別化(他社には真似が出来ない)を図り、強者を倒せる部分を探し、1点突破を目指す。
しかし、強者は差別化を潰し(自社でも弱者が行った差別化と同じことを行う)にきます。
では、どうすれば良いのか?
弱者は、もっともっと差別化を図るのです。
すると、強者であっても潰すことが出来なくなります。
(正確には、潰すのが大変そうなので、膨大な費用や時間をかけて潰すメリットが無くなる)
まさに、弱者が強者に勝つ為の戦略そのものですね。
ブログにおけるPDCAとランチェスター戦略
僕のブログでのPDCAはAdSenseの種類を考えたり、設置する位置を変えたりが、PDCAに当てはまります。
他にも、ブログを大きく育てる為にどうすれば良いのかは、僕にとってのPDCAに当てはまります。
では、ランチェスター戦略はどうでしょうか。
この弱小ブログでは、スーパーブロガー達のブログには勝てませんし、企業が作っているサイトにも勝てません。
では、何を差別化するべきなのか・・・・。
実は今ここで悩んで止まっています。
この記事で98記事目。
あと2記事で当面の目標である100記事に到達するのに、日々のPVは全然増えていません。
そういうことです。
。゚(゚´Д`゚)゚。
先程のらせん状のPDCAで行くと、止まっている時間がもったいないので、少しの仮説でも動いていこうと思います!
まとめ
自分の持てる資源を最大限に有効活用し、他と差別化を図り、強者に勝つ方法を見つけましょう!
そしてそれは、いくつものPDCAによって見いだすことが出来るのです。
久し振りに、とっても勉強になった良い本でした。
コミック版なら2時間でサクッと読めますので、是非どうぞ。
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。