今日は「知ってる人だけ差が出来る!春の山菜はすごいパワーを秘めている!」のお話です。
だんだんと暖かくなってくると、山菜の時期になりますが、そのパワーを知っていますか?
今回は、お店に並ぶ「タケノコ」「たらの芽」「フキ」「ウド」の4種類の山菜について、そのパワーをご説明します。
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タケノコで記憶力アップ!
まずは春の山菜の代名詞のタケノコ。
タケノコには以下の成分が豊富に含まれています。
- 亜鉛
- パントテン酸
- 食物繊維
- チロシン
- アスパラギン酸
- グルタミン酸
中でも注目したいのが、「チロシン」という成分です。
このチロシンはアミノ酸の一種で、ドーパミンの基となります。
ドーパミンと聞けば、快楽を想像する方が多いと思いますが、それだけではありません。
ドーパミンが分泌されれば、疲労回復やストレスの緩和、脳を活性化してやる気や集中力、記憶力を高めてくれるなどの効能があります。
こんな方におすすめ
- 記憶力をアップさせたい人はタケノコがおすすめ
- チロシンは糖質と一緒に摂取することが大事
たらの芽で糖尿病予防
たらの芽は独特のにがみと風味があり、実は「山菜の王様」とも呼ばれています。
たらの芽の成分は以下のとおりです。
- 葉酸
- エラトサイド
- ピオチン
- ビタミンK
- 食物繊維
- βカロテン
中でも注目したいのが、「エラトサイド」という成分です。
このエラトサイドという成分は、糖の吸収を抑えて血糖値を下げる作用があり、食後の急な血糖値の上昇を防いでくれます。
こんな方におすすめ
- 糖尿病予防にはたらの芽がおすすめ
- 一番オススメな料理法はやっぱり天ぷら
フキで花粉症などのアレルギー症状の緩和
フキは数少ない日本原産の山菜のひとつです。
フキの成分を以下のとおりです。
- カリウム
- 食物繊維
フキは90%以上が水で出来ています。
ですので、成分ではありませんがフキは香りや苦みが特徴的ですよね。
この香りや苦みはフキに含まれるポリフェノールによるものです。
香りには「フキノリド」、苦みは「キノール酸」や「ケンフェロール」と呼ばれる成分が含まれています。
これらに共通する効果や効能は抗酸化作用です。
動脈硬化といった生活習慣病の予防や老化を防ぎ、免疫力を高める作用もあるので風邪の予防にも効果があります。
花粉症やアトピー性皮膚炎を緩和する働きがあります。
こんな方におすすめ
- 花粉症がつらい人
- 花粉症以外のアレルギーにも効果を期待したい人
ウドで疲労回復効果アップ
ウドはあまりなじみが無い山菜の一つではないでしょうか。
ウドの成分は以下のとおりです。
- カリウム
- 葉酸
- ナイアシン酸
- アスパラギン酸
中でも注目したいのが、アスパラギン酸です。
このアスパラギン酸はエネルギー代謝やタンパク質代謝を高め、疲労回復に効果があります。
実はスポーツドリンクや栄養ドリンクにも、このアスパラギン酸が入っています。
こんな方におすすめ
- 疲労回復にはアスパラギン酸を多く含むウドがおすすめ
- アスパラギン酸はエネルギー代謝を活発にする
まとめ
春の山菜は、それ自体がエネルギーで満ちあふれています。
そのエネルギーを摂取することで、「記憶力アップ」「糖尿病予防」「花粉症などのアレルギー症状の緩和」「疲労回復」などの効果が見込めます。
旬を味わうと共に、美味しく栄養を摂取しましょう。
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