【映画】アメリカンスナイパーの内容は重いが実話なだけに考えさせられる良い作品【アマゾンプライム】

こんにちは。

今日は「アメリカンスナイパーの内容は重いが実話なだけに考えさせられる良い作品」のお話です。

気軽に観始めたのにドンドン引き込まれて、132分があっという間に過ぎていました。

プライム会員なら無料で観られますので、オススメの作品です。

アメリカンスナイパー(字幕版)

以下はネタバレを含みますので、これらから観ようと思っている人はココまでにしておいて下さいね。

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目次

アメリカンスナイパーのあらすじ

米軍史上最多、160人を狙撃したひとりの優しい父親。

観る者の心を撃ち抜く、衝撃の実話。

国を愛し、家族を愛し、戦場を愛した男――。

描かれるのは伝説のスナイパー、クリス・カイルの半生。

引用元:Amazon

イラク戦争に4度派遣された伝説のスナイパーの自伝です。

監督は日本でもおなじみのクリント・イーストウッド。

アメリカンスナイパーの良くなかったところ

映画

本作は、伝説のスナイパーの自伝ということで、アメリカ万歳!な映画かと思いきや、スナイパーの葛藤を描き、また英雄と呼ばれた者は帰国後にPTSDを発症し、彼もまた戦争の被害者だった事を描いていた。

つまり、アメリカ万歳でもなければ、戦争はイケないことだと、その両方を描いていました。

監督は両方を訴えかけ、観る者にその判断をゆだねていて、それが少々ずるい気がします。

 

それと、銃撃戦の迫力ですが、もちろんスナイパーが主人公なので、地上戦なのでしょう。

映像として、空からの爆撃と比べると迫力に欠けます。

アメリカンスナイパーの良かったところ

アマゾンプライム

圧倒的に、スナイパーの内面の描写が良かったです。

スナイパーとして仲間を守らなければいけないが、子供や聖職者が武器を持ち向かってくる。

さらに、母国では最愛の妻のおなかの中には、自分の子供がいる。

そんな中、武器を持った子供を殺さなくてはならない。

 

「武器を捨ててくれ・・・」

 

そんな彼の思いは届かず、仲間の為に幼い子供を殺さなくてはならない。

引き金を引く際の、彼の心情を考えると胸が締め付けられる。

 

イラクへの派遣の期間が終わり、母国に帰って我が子を抱きしめる時は、どんな心境になるのか。

妻に「体は帰って来てても、心は帰って来ていない」と言われ、自分が撃った人々や撃たれた仲間の事が頭から離れない。

そんな彼は精神を病み、愛する家族と離れることが頭をよぎる。

 

最後の派遣の際に、周囲を敵に包囲されて身動きが出来なくなり、自分もろとも空爆で吹き飛ばそうと決意した際、妻に電話して「もう帰るよ」と告げた。

肉体は無くなっても、心は帰りたいと願ったのか、僕の中では一番熱いシーンでした。

 

帰国後、彼はPTSDを克服するため、戦争で傷ついた退役軍人たちと交流を持つようになり、彼は家族の為に、少しずつだけど、しかし着実に心を取り戻していった。

 

ようやく、本来の人間性を取り戻したかのように見えた頃、退役軍人の復帰プログラムで射撃訓練中に、同行していた元兵士に撃たれて死んでしまった。

 

最後はあっけない終わりでしたが、一人の偉大な人間を観た感覚になりました。

エンドロール前に、彼の弔い風景が映し出されていました。

映画を観る際は、きちんと最後まで観てほしいと思います。

 

まとめ

久しぶりに良い映画でした。

インターステラー、イコライザーと同じくらい、これは観るべき映画です。

アメリカンスナイパー(字幕版)

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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