今日は「カジノの施行令が決定!日本人の要件はどうなる?入場料・入場回数についてのまとめ」のお話です。
いよいよカジノについての施行令が決まりました。
カジノに行ってみたいけど、どんな制約があるのかを知りたいですよね。
この法令は日本在住者と訪日客で扱いが違います。
どんな違いがあるのか、これからご説明します。
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マネーロンダリング対策
これは、日本人も訪日客も扱いは同じです。
マネーロンダリング対策として、100万円を超える現金とチップを交換した顧客情報は国へ報告義務があります。
あまり大きなお金をチップに交換する行為は、犯罪などで稼いだお金である可能性を否定できないので、国は報告を義務づけることにしました。
では、この100万円という数字は世界的に見てどうなのか?
アメリカのラスベガスでは110万円、シンガポールでは80万円となっています。
マカオの680万円は、規制が無いようなものですね。
世論調査では、カジノを含むIR実施法は反対が60%となっていたので、世論の理解を得るために、厳格な規制を設けたんでしょう。
依存症対策
カジノはギャンブル依存症についても心配されていますよね。
依存症対策については、日本人と訪日客について扱いが違います。
日本人の規制
- 入場料は6000円
- 入場回数は週3回かつ28日間で10回まで
訪日客の規制
- なし
カジノに関する広告についても、日本人の目にはあまり触れないように、空港や港湾の国際線ターミナルに限定することも決まりました。
やはり、目に付くとカジノの事を考えてしまい、行きたくなるんでしょうね。
まとめ
マネーロンダリング対策と依存症対策をまとめるとこのようになります。
日本在住者 | 訪日客 | ||
マネーロンダリング対策 | 100万円を超える現金とチップを交換した顧客情報の国への報告義務 | ||
依存症対策 | 入場料 | 6000円 | なし |
入場回数 | 週3回かつ28日間で10回まで | なし | |
広告 | 接する機会はほぼ無い | 空港や港湾で目にする |
カジノに目が行きがちですが、カジノはあくまでも統合型リゾートの一部ですので、他のリゾート施設がどうのようなものになるのか楽しみですね。
カジノはギャンブルですので、節度をもって楽しむには良いでしょう。
ただ、この施行令の効果はどれほど期待できるのかは、始まってみないと分かりませんよね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。