こんにちは、ぽよ(@meets1212)です。
今日は「パシフィック・リム アップライジングが想像以上に残念な仕上がりに」のお話です。
パシフィック・リムの続編がこのアップライジングとなります。
前作の監督は、日本のパトレイバーやエヴァンゲリオンに影響を受けて作ったと言っただけに、前作は全体的に雰囲気も良かったです。
ただ、夜や海中での戦いが多かったので、観ている方はせっかくのSF技術がストレスに感じる部分が多かった。
続編は、監督がギレルモ・デル・トロからスティーヴン・S・デナイトになり、昼間の戦いがメインとなったので、その点でのストレスは無くなった。
しかし、2作目の宿命でしょうか、やはり前作は超えることは難しかったようです。
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以下はネタバレを含みますので、これから観ようと思っている方はココまでにして下さいね。
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パシフィック・リム アップライジングの残念なところ
前半のストーリーは良かったが、後半が最悪です。
完全に中国の資本が入り、脚本にまで口だししているのがバレバレです。
最終決戦の舞台は日本、前作の監督が日本の作品に影響を受けたことを考えれば、納得できます。
しかし、日本の都市部に怪獣が攻めてきた時に映る街中の看板が中国語で、最終決戦の舞台を日本にしようと決まった際に、日本の事を調べたのか疑問です。
さらに、怪獣を倒す防衛軍の司令官も中国人、無人イェーガーを作るもの中国人、トラブルを起こすのは外国人で解決するのは中国人、ラストで主人公と少女を救うのも中国人。
もう放映は中国国内だけにして欲しいと思ったのが率直な感想でした。
パシフィック・リムは「大きなロボットが大きな怪獣と戦う」、それだけに内容を凝縮させ、余計なヒューマンドラマ等を排除しているところが良かったのですが、今作はストーリーが頭に入ってこないほど、余計なものが多すぎた印象でした。
さらに言えば、前作の英雄の息子と少女との向き合い、英雄の息子と少女の成長部分については、もう少し表現があっても良かったです。
パシフィック・リム アプライジングの良かったところ
最初にも言いましたが、前作が夜や深海での戦いが多かったのに比べて、昼間の都市部での戦いがメインだったのは、ストレス無くSF技術を楽しめました。
前作とは大きく変わったところは、イェーガーの武器です。
前作はパンチが主な武器でしたが、今作は剣やムチ、鉄球なんかも登場します。
そして何より、飛行装置が開発され、遠くへもひとっ飛びです。
ラストは、この飛行装置で巨大化した怪獣に突っ込んで行くのですが、いまだに中国がイメージする日本は神風特攻隊なのだと思い知らされます。
もう、ロボット関係なくなってるやんw
このラストならば、ロボットでなくても鉄の塊でも一緒では。
怪獣3体とイェーガー4体が街中で戦い、ビル郡が壊れていく様子は圧巻で、前作では味わえなかった「大きいロボット対大きい怪獣」の醍醐味でしょう。
まとめ
今作のラストから推察するに、続編もありそうですが、まともな作品になるのでしょうか。
ロボットSF映画を観たいなら、トランスフォーマーの方がオススメです。
ただ、パシフィック・リム アップライジングは、何も考えずに観ると、ロボット対怪獣の単純な作品ですので、観てみるものオススメです。
ロボット映画が観たい方におすすめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。