今日は「サバ缶だけじゃない!サケ缶とごま油で老眼改善、イワシ缶とトマトで高血圧予防の効果!」のお話です。
サバ缶を食べると、やせるホルモンが分泌されるとのことで、一大ブームになり、スーパーの棚から一斉に消えましたよね。
やせるホルモンの正体はGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)という成分です。
青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)を体内に取り込むと、腸の中でGLP-1が分泌される。
その働きは食欲をコントロールし、血糖値の上昇をゆるやかにするので、やせる効果が期待できるのです。
しかもEPAは体内で作れないので、食事などで外から取り込まないといけない。
サバ缶は骨まで食べることが出来るので、カルシウムの摂取量も多くなります。
ダイエットに陥りがちなカルシウム不足まで補えるので、サバ缶は一石二鳥な食品だと言えます。
しかし、この人気の影響かどうかは分かりませんが、サバの需要が高まったことによって、水産大手のマルハニチロはサバ缶の値上げを発表しましたね。
次に注目したいのが、「サケ缶」と「イワシ缶」です。
この2つの缶詰も健康に大きな働きをしてくれますので、これから説明します。
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サケ缶とごま油で老眼改善効果!
サケ缶の効果
鮭のピンク色の正体は、アスタキサンチンという色素物質で、強力な抗酸化力を持っています。
抗酸化作用が強いということは、肌のシミを生み、体を老化させる「活性酸素」を撃退して、免疫力や自然治癒力を高める働きがあるということ。
つまり、アンチエイジングや老化防止(老眼改善)に極めて効果的なのです。
サケ缶とごま油の効果
アスタキサンチンは油と一緒に摂取しないと吸収率が下がってしまいます。
中でも、ごま油のセサミンがアスタキサンチンをサポートしてくれますので、効率よく摂取できて非常に相性が良いのです。
サケはアスタキサンチン成分が多く老化防止効果が高い。
ごま油は効率よくアスタキサンチンを吸収できる。
つまりサケをごま油と一緒に摂取すれば、効果が高まり、老化防止(老眼改善)になる。という訳です。
イワシ缶とトマトで高血圧改善効果!
イワシ缶の効果
イワシは、DHAとEPAを多く含んでいます。
なかでもEPAは血液をサラサラにして、血栓を予防して、高血圧や脳梗塞を防いでくれます。
さらに、イワシにはイワシペプチドという成分があります。
このイワシペプチドは、血圧を上昇させる酵素の働きを抑制してくれます。
しかし、イワシペプチドは不飽和脂肪酸といって、体内では作ることは出来ませんので、食事による摂取が必要となります。
イワシ缶とトマトの効果
トマトの酸味が、イワシの臭さを消してくれます。
また、EPAやイワシペプチドは不飽和脂肪酸と言われて、悪玉コレステロールの働きを抑えてくれます。
しかし、この不飽和脂肪酸はすぐに酸化してしまいます。
トマトには、強い抗酸化作用があるので、一緒に食べることで酸化を防いでくれます。
EPAやイワシペプチドを手軽に摂取するには、イワシ缶が良い。
しかし、EPA等は不飽和脂肪酸で、すぐに酸化してしまう。
トマトと一緒に摂取することで、酸化を防止し、効率良くEPA等が吸収できる。
まとめ
サケ缶とごま油を、一緒に摂取すると老眼改善になる。
イワシ缶とトマトを、一緒に摂取すると高血圧改善になる。
上手に摂取して健康寿命を伸ばしましょう!
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。