こんにちは、ぽよ(@meets1212)です。
今日は「【デジタル終活】遺族に迷惑をかけないことが大切!意味からやり方まで完全ガイド」のお話です。
エンディングノートで終活をしている人は多いと思いますが、「デジタル終活」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
デジタル終活をして、遺族に迷惑をかけないようにする方法をお教えします。
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デジタル終活とは
普通の「終活」は、自分の人生の終わりの為の活動を意味します。
自分の人生の棚卸しをして、死後に遺族に迷惑をかけないことの為に行うものです。
そして「デジタル終活」は、例えばスマホやネット銀行のように、ネット上にある様々なデジタル関連事項について、遺族に分かるように整理しておくことです。
なぜデジタル終活が必要なの?
ネットショッピングやネット漫画の定期購読等、現代において、お金や契約が絡むデジタル遺品は亡くなった方しか分からないことが多いのが現状です。
故人が契約した有料の定額サービスを知らず、数ヶ月後に遺族に請求が来るケースもあります。
そういったサービスの利用規約には、「死亡解約による未払い分は改めて請求する」と明記されていることが多いので、支払いを逃れることは難しいと言えます。
デジタル終活の方法
遺族が見て分かるように、情報をまとめ、自分の死後にどうして欲しいのかを記録しておくことが重要です。
仮に記録しておかなければ、デジタル機器の設定によっては、パスワード入力を設定回数を超えて間違えると、自動的にデータが消去され、データの復旧は難しくなります。
専門の業者にパスワードの解除を依頼した場合は、スマホの復旧にかかる費用は平均23万円、パソコンは5万円前後と高額な支払いが必要になります。
記録する方法はアナログ、つまり紙に必要事項を記載しておくのが一番確実です。
例えば、ネット銀行(楽天銀行等の名称)、IDとパスワード、自分の死後にどうして欲しいのかを記載するだけで、デジタル終活が出来ます。
どんなものがデジタル終活になるの?
スマホやパソコン、有料アプリにオンラインスクール、漫画の定期購読や定額サービス、ネット銀行やネット証券、SNS等、今やデジタルと生活は切っても切れない生活ですので、様々なものがあります。
デジタル終活はどうすれば良いの?
まずは、以下内容をまとめましょう。
- スマホやパソコンのID、パスワード
- 有料アプリとサービス名
- スマホやパソコン内のデータ
- ネット銀行、ネット証券の口座(IDとパスワード)
- 仮想通貨関係のID、パスワード
- ブログやSNSのアカウント
利用停止等の死後の希望や、記入した日付と名前を書いておけば大丈夫です。
これがあなたのデジタルエンディングノートとなります。
上記事項を書いた紙は、預金通帳にでも挟んでおけば、死後に遺族が気付き、ちゃんと対応してくれます。
まとめ
デジタル終活は「もしも」に備えるものです。
まずは、あなたにはどんなデジタル遺品があるのかを棚卸ししてデジタルエンディングノートを作り、きちんと記録しておきましょう。
スマホの買い替えた時は、記録を更新したり変更があった場合は、キチンと更新する事が大切です。
あなたが亡くなった後に家族が困らないように、「立つ鳥あとを濁さず」の気持ちでやりましょう。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。