こんにちは、ぽよ(@meets1212)です。
今日は「スノーデンは作品としては普通、事実としては異常」のお話です。
プライム会員なら無料で観られますので、ぜひどうぞ。
以下はネタバレを含みますので、これから観ようとしている人はココまでにしておいて下さいね。
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スノーデンのあらすじ
2004年、9.11後の対テロ戦争を進める祖国アメリカに貢献したいと考えて軍に志願入隊したスノーデンが、足に大怪我を負って除隊を余儀なくされる。
失意のさなかCIAに採用された彼は、持ち前のずば抜けたコンピュータの知識を教官に認められ、2007年にスイス・ジュネーヴへ派遣された。
そこで目の当たりにしたのは、アメリカ政府が対テロ諜報活動の名のもと、世界中のメール、チャット、SNSを監視し、膨大な情報を収集している実態だった。
やがてNSAのスタッフとして東京の横田基地、ハワイのCIA工作センターへと赴任し、民主主義と個人の自由を揺るがす政府への不信をいっそう募らせたスノーデンは、恋人のリンゼイをハワイの自宅に残し、命がけの告発に踏みきるのだった…。
引用元:Amazon
スノーデンの良くなかったところ
映画として観ると、少し退屈します。
SFスパイ映画のように、なんでもありのとんでも無いことが起こったり、未来の道具が出てくることもありません。
ストーリーは淡々と進んで行き、特に大きな山場もありません。
まぁ、事実を基に作られているので、それは仕方ありませんが、MIや007のような映画を期待すると裏切られます。
スノーデンの良かったところ
フィクションのSF映画にはないけど、事実に基づいて作られた作品だからこそ、「あぁこんな世界が本当にあるんだなぁ」と知ることができます。
世界の強国は情報を押さえて、世界を押さえようとしている事実が、この映画で良く分かります。
それに加えて、監督がオリバーストーンなので、彼らしいと言いますか、社会派の映画は良く出来ていました。
まとめ
映画としてのストーリーは普通、ただこれが事実に基づいて作られた作品だということを踏まえると、恐怖以外の感情が出ません。
もしこれが本当だったとしても、自分はアメリカから目を付けられることもないし、心配は無いと考えていませんか?
考えてみてください。
あなたが大切な人に送ったメールだったり、仕事での重要なメール、またはSNSに載せている子供の写真なども収集されていたとしたら?
勝手に見られていただけでも嫌な気持ちになるのに、その情報の保管庫は安全と言い切れますか?
もしハッキングされ、その保管庫にある情報が全世界にバラまかれたら?
この作品は色々と考えさせられる作品であることは間違いないでしょう。
あなたはこの作品をどう観ますか?
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。