こんにちは。
今日は「中古スマホはどこへ行った?高いスマホ料金は嫌だ!」のお話です。
あなたは不思議に思ったことがありませんか?
スマホを機種変更する際に、下取りとして現在使用しているスマホをショップが引き取ってくれて、おまけに値引きまでしてくれる。
では、下取りした後のスマホはどこに行っているのでしょうか。
実は下取りしたスマホは大半を海外へ輸出しているのです。
なぜ輸出するの?日本で売れば輸出する手間もはぶけるのに。と思いますよね。
それは大手キャリア(ドコモ、KDDI、ソフトバンク)が我々消費者からお金を搾取するためです。
では、カラクリをご説明します。
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日本の中古スマホの現状
日本では中古スマホの流通量が新品のわずか5%となっています。
では、95%の人は機種変更時に下取りしていないの?いえ、違います。
中古スマホの大半が海外へ輸出されているのです。
海外では日本の中古スマホはとても人気で、世界中から買い手が集まってきます。
なのに、日本では中古スマホを使っている人を見つけることは難しいです。
中古スマホが普及しない理由
SIMロック
SIMロックは他の携帯会社で使えないようにしている機能のことです。
例えばドコモが販売したスマホは、SIMロックを解除しないとauでは使えません。
これは、自社の顧客を他の会社へ奪われないようにするため、大手キャリアが始めた作戦です。
それが2019年9月からは、中古スマホであってもSIMロックを解除するように義務化されます。
下取り価格が市場価格を上回る
下取り価格が市場価格を上回れば、消費者は他で売却するよりショップで下取りに出しますよね。
しかし、市場価格を上回る値段で下取りをすればショップは損をします。
それでも、ショップは下取りをする理由はなんでしょうか?
それは、「販売奨励制度」と「顧客の囲い込み」です。
販売奨励制度とは、一定の販売台数に行かないと事前に決めた割引率が適用されない制度のことです。
市場価格を上回って損をしてでも、新品を販売する必要があるのです。
大きな割引率が得られれば、それだけ余裕が出来て、それを新品の端末代や下取り価格の上乗せに使うことができるのです。
併せて、顧客にとってはメリットに感じ、他社に乗り換えにくくなります。
つまり、大手キャリアは端末代で損をしても毎月の通信料で取り戻すことができるのです。
中古スマホを使えば問題解決なの?
中古スマホで安く端末が手に入れば、喜ぶのは消費者ですよね。
では、中古スマホが市場に出回ると困るのは誰でしょうか?
もちろん、新品のスマホを買ってもらえなくなった大手キャリアです。
それでは消費者が、中古スマホ+格安SIMにすれば全て問題解決かと思えば、そうではありません。
もちろん、スマホ端末代や通信料は下がりますが、中古スマホにも問題があることを理解して使いましょう。
中古スマホの問題点
SIMロック義務化≠中古スマホが市場に出回る
格安SIM会社の方が、どのキャリア回線でも使用出来るように対応してきているので、SIMロック解除を義務化すれば中古スマホが市場に出回るというものでもありません。
セキュリティ面
スマホにはOSと呼ばれるソフトウェアが入っています。
このOSのアップデートはセキュリティを向上させる意味もあるので、古いOSを使うことはアップデートされていないOSを使うことと同じなので注意が必要です。
バッテリー面
中古スマホは新品に比べバッテリーの性能は落ちます。
しかし、昔のガラケーであればバッテリーは自分で交換可能でしたが、今のスマホは自分で交換は出来ませんので、バッテリーの持ちだけじゃなく、バッテリートラブルが起こる可能性もあります。
格安SIMのレビュー
格安SIMは通信速度が遅く感じる人もいるでしょうが、体感ではお昼12時~13時と夕方18時~20時頃だけ影響がありました。
しかし、家ではwifi環境があるので、何も影響はありませんでしたよ。
あまり電話で話さない人にとっては、格安SIMの通信料金は大手キャリアよりはるかに安いです。
しかもSIMロックを解除しなくても、乗り換えられる会社がありますので、詳しくはこちらをどうぞ。
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まとめ
大手キャリアによる販売政策に完全にやられてしまっていましたが、中古スマホや格安SIMへの流れは確実に来ています。
もう2年縛りや4年縛りをされるのはゴメンですし、更新月以外で解約したら違約金なんて制度、払いたくありません。
あなたはどうですか?
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうざいました。