こんにちは。
今日は「【iDeCo】元本保証型のリスク!将来は目減りするって本当?その理由は」のお話です。
イデコを始めている方は2018年4月時点で、89万人を超えています。
今年度中にも100万人を超える見込みです。
イデコって何?って方はこちらをどうぞ
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そう聞くと、私も入らないと!
と考えるのはあなただけではありません。
しかし、イデコには元本保証型(定期預金型)と投資信託型がありますので、どっちを選べば良いか分かりませんよね。
元本割れは嫌だ!とお考えの方は元本保証型を選択しますが、チョット待って下さい!
本当に元本保証型なら安心できますか?
元本保証型に潜むリスクをご説明します。
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元本保証のリスク
費用と利息の比較
イデコに必要な費用と元本保証型の金利(利息)を考えてみて下さい。
イデコを始めると、国民年金基金連合会に103円/月、信託銀行64円/月、管理会社によっては運営管理手数料が毎月発生します。
例えば、楽天証券は条件なしでずーっと無料ですが、例えば三井住友銀行でしたら255円/月の運営管理者手数料が必要になります。
最低でも167円/月(三井住友銀行なら422円/月)必要になり、年間では最低でも2,004円(三井住友銀行なら5,064円/月)必要になります。
現在の金利は高くても0.05%程度でしょう。
仮に残高が50万円なら利息は250円/年となります。
1,000万円入れたら、5,000円/年になるじゃないかと思われるかもしれませんが、イデコは一度に大きなお金を入れることは出来ません。
毎月の定額積立で、金額の上限も決まっています。
しかし、積立金額の多い少ないにかかわらず、最低でも2,004円/年(三井住友銀行なら5,064円/年)の費用が発生します。
費用以上に利息が出るのはいつになりますか?
元本保証型で安心と言っても、安心なのは資産管理会社だけですね。
インフレに耐えられますか?
あなたの小さい頃は自動販売機の缶ジュースはいくらでしたか?
100円?110円?もしかしたら90円って人もいるかもしれませんね。
では今はどうでしょうか?
多くの地域では130円になっていますよね。
ジュースの量は一緒なのに、価格だけ上がっています。
ということは、お金の価値が下がったということなのです。
お年寄りは、よく言いますよね?
昔はラーメンが10円だったとか、今の価値に換算したら・・・とか。
商品は同じでもお金の価値が下がっているのです。
これを「インフレ」と言います。
現在でも緩やかではありますが、インフレは続いていますし、今後もインフレは続いて行きます。
(現在、日本政府と日銀は2%の物価目標を掲げていますので、同じ割合でインフレ率を見る事が出来ます
では、銀行に預けている100万円が、50年後も100万円の価値があるでしょうか。
インフレはお金の価値を下げます。
つまり、50年後の100万円は今の100万円以下の価値にしかなりません。
だったらどうしますか?
インフレ分以上を利息以外で稼ぐしか方法はありません。
イデコで毎月の費用やインフレ分以上を稼ぐ方法は投資信託になります。
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世界における日本の年金制度ランキング
アメリカのコンサルティング会社、マーサーがまとめた2017年度の公的年金・私的年金を含む年金制度の国際ランキングで、日本は30カ国中29位です。
メキシコやインドよりも低く、下には通貨危機のアルゼンチンしかありません。
理由は年金の持続性、税制の制度面の問題です。
日本では、年金受給年齢がドンドン上がっていますし、私的年金の受け取りも一括の方が有利な税制となっています。
世界では、公的年金に加えて私的年金が広まっていて、私的年金の強制加入まである国もあります。
まとめ
イデコに加入する場合に、元本保証型が安心ではない理由がお分かり頂けたと思います。
運営管理費が0のところを選んで、運用することも重要になりますので、おすすめは楽天証券です。
楽天証券で運用するなら、こちらを併せてどうぞ
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。