こんにちは。
今日は「甲鉄城のカバネリのの後半の落胆感と2期目への期待感」のお話です。
子供から風邪をもらいまして、ブログの更新が止まっておりましたが、ようやく再開出来るほどには回復しましたので、今後ともよろしくお願い致します。
さて、アマゾンプライムビデオで全12話完結で見られますが、ゾンビや血が出てくるアニメが苦手な人は、やめておいた方が良いと思います。
以下はネタバレを含みますので、これから見ようと思っている人はここまでにしておいて下さいね。
概要
噛んだ人間をウイルス感染させ同族に変える怪物・カバネに覆い尽くされた世界。
極東の島国・日ノ本では、駅と呼ばれる砦を駿城という装甲蒸気機関車で往来するというカバネから隔離された堅牢なインフラを整備することで生活が保たれていた。
製鉄および蒸気機関生産の行われる顕金駅では、かつてカバネによって妹を殺された少年・生駒が、独自の対カバネ武器・ツラヌキ筒やカバネウイルスの脳への侵食を止める器具など、カバネに対抗すべく独自に研究を行っていた。
ある日、不思議な少女・無名を乗せた駿城の一つ・甲鉄城が、将軍家のある幕府最大の要害・金剛郭に向かう途中立ち寄ってくる。同日、カバネに乗っ取られた別の駿城が突入し、顕金駅は放棄されることとなる。
そんな中、生駒はカバネに対抗するも噛まれ、自作の器具を用いてウイルス侵食を止めるも、体はカバネながらも理性と人格を保った存在・カバネリと化する。
引用元:wikipedeia
簡単に言うと、カバネ対人間の話で、カバネに噛まれるとウイルスでカバネになる。
しかし、ウイルスに感染しても完全なカバネにならなかった者がいた。
体はカバネで理性と人格は人間=カバネリということになります。
そのカバネリが作品の題名でもある主人公となります。
悪かったところ
後半の駆け足で進むストーリー展開もそうですが、そもそもカバネ対人間だったはずのメインストーリーが、いつの間にか、カバネを使う人間(正確にはカバネリ)対人間の戦いになっていました。
しかも権力闘争及び復讐というなんともお粗末な仕上がりでした。
カバネはどこから来たのか?なぜカバネが生まれたのか?カバネと人間との決着は?など分からないことだらけで終わってしまいました。
まぁ、2期目の制作が決定したようですので、今後の展開に期待したいと思います。
良かったところ
序盤はストーリーも良く、またカバネの恐怖感の演出も素晴らしかったです。
それに加え、アクションシーンの描写や映像美にも目を引くものがあり、ドンドン物語に引き込まれて行きます。
脇役にも見せ場やちゃんとしたキャラ設定があり、登場人物全てで作品を作っているという実感がもてました。
設定も日本の江戸時代を背景としながらも、科学技術は高度に発展した上で日本古来の文化も登場し、蒸気機関車や侍、領主に姫、そこにカバネを織り交ぜ、主人公の葛藤や後悔の共感、諦めない気持ちによるカバネ対人類の世界観は素晴らしいと思いました。
期待の2期目制作決定
今作のラストがあれですからね~、まだまだ内容的には完結していませんよね。
そこで、2期目の制作も決まったようですので、内容は公式サイトをチェックして下さい。
まとめ
血やゾンビものが苦手な人にはオススメしませんが、人類対カバネを主題目においた、人間の感情や集団心理の恐ろしさ、そして人は損得感情だけで行動するのではなく、人を思いやる、人の為に行動する人間美というものを描写されていて、非常に興味深い作品でした。
アマゾンプライム会員なら無料で観られますよ。
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本日も最後までお読み頂きありがとうございました。