こんにちは。
今日は「ダークナイトライジングの感想」です。
そもそも、このダークナイトシリーズは3部作で、この「バットマンビギンズ」「ダークナイト」そして「ダークナイトライジング」が完結編となります。
どれもアマゾンプライムビデオで観られますが、ライジングだけ観ても訳が分からないので、前2作を観てからライジングを観ることをオススメします。
ダークナイトシリーズは段々と時間が長くなっています。
バットマンビギンズ 140分
ダークナイト 152分
ダークナイトライジング 164分
164分!!2時間44分ですよ!気楽に見始めたのに、約3時間もテレビの前で拘束されました(;・∀・)
では、感想を始めますが、ネタバレを含みますので、ネタバレは嫌だ!という方は、ここまでにして下さいね。
感想
結論から言いますと、僕は2作目のダークナイトが1番良かったです。
その期待も込めて3作目を観たので、ちょっとガッカリでした(´・ω・`)ガッカリ…
しかし、そこまで批判的な見解ではなく、ただ2作目が良すぎたので、期待値が上がっていたと思います。
ここまで聞いて、じゃあ3作目は観るのを止めようとかは思わないで下さいね。
ちゃんと3作目にも良い所はいっぱいありますし、2作目を見終わった時点で、完結編としてのラストが絶対に気になってるハズですから。
今作は、主人公のブルースウェインことバットマンの苦悩、挫折、そして再起がメインテーマとなっていますが、アメコミヒーローとして、実際のアメリカを映し出しているかのような感じがしました。
まるでアメリカ国民がトランプさんを大統領にしたように、多くのアメリカ人は強き良きアメリカを望み、悪を倒し正義の象徴としてのアメリカが大好きなんだと思いました。
しかも、大富豪であった主人公は、今作で破産に追い込まれます。これによってアメリカの富裕層のみならず、労働者階級の人達も主人公に共感し、自己投影することによって人気が出たと思います。
主人公の苦悩は、前作のラストから今作へと繋がっています。
正義の象徴であったはずのバットマンは自らの行為の正当性や、最大多数の最大幸福は正しいのかと悩み、加えて大切な人との別れは心身共に彼を世間から遠ざけました。
そこへ新たなる敵の出現により、主人公は立ち上がりましたが、強大な敵の力に負けてしまい、地下へ投獄されてしまいます。
そこでも心が折れそうになりますが、周りの支えもあって、敵に負けた理由は自分の心にあると気付きます。
それは「死を恐れないのではなく、生に執着することこそが重要である」と気付かされます。
敵は自爆覚悟で中性子爆弾を爆発させようとしていますが、それを止めるべく再び敵の前に戻ったバットマンは、信頼していたはずのミランダに裏切られます。
新兵器バットで爆発の影響を市街地へ及ばないように中性子爆弾を遠くへ運び、自らと一緒に爆発したかのように想像させました。
しかし、ラストはそうでは無かったストーリーが待っていました。
僕的にはラストは秀逸でしたが、ラストまで語ると、観ようと思っているあなたに悪いので、ストーリー的には言いません。
ただ、2作目でジョーカーが素晴らしかったように、3作目ではキャットウーマンやケビンを想像させる内容がいっぱいありましたので、楽しめる映画だと思います。
前半はダレてしまう部分が多かったですが、全体としてワクワク感は十分にありましたし、バットマンの未来を想像させる期待感も持てましたので、まだ観ていない方は、オススメです。
アマゾンプライム会員なら無料で観られますよ。
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本日も最後までお読み頂きありがとうございました。